2008年四月二十七日にベンガル湾沖の海上でサイクロン・ナルギスが発生しました。このサイクロンはとても発達したタイプのものでした。一番力の強いタイミングのシンプソン・スケールというものが、とても危険なカテゴリー4を記録していっました。
そして、五月ニ日にミャンマーを流れるエーヤワディー川付近などの広い範囲に対して非常に大きな被害を引き起こし、五月三日にミャンマーからタイにかけての間で勢いを無くし、消滅しました。
通常であれば、ベンガル湾によって発生していくようなサイクロンというものは、北東貿易風が強くなっていますから、東の方向へ進むということはありません。ですから、多くがバングラデシュに上陸して、その後でカルカッタ付近であったり、インド半島東岸などに向かっていきます。
ですので、ナルギスのようにそのままミャンマーに向かっていき上陸していくということはあまりなく、被害が非常に大きくなってしまった原因でした。 被害としては、複数のメディアの報道があり正確なものを出すことはできませんが、東南アジア諸国連合と国連であったり、そしてミャンマー政府などが開いたサイクロン被害に対しての支援会合が開かれました。
そしてそこでは、このサイクロンによって合計死者八万四千五百三十七人が発生し、そして行方不明者は総勢五万三千八百三十六人であるとミャンマー政府が発表しました。また、このときミャンマー副外務大臣の発表によれば、このサイクロンによる負傷者はニ万人を越えているという発表も行いました。
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