ここでは、火山災害についてお伝えしていきたいと思います。溶岩流というものは、粘性が非常に低い(さらさらしている)玄武岩質のものであっても、そのスピードとしては時速三十キロメートル前後ですし、さらに流路を予測していくことが可能です。ですから、時速百キロメートルにも達してしまう火砕流であったり、火山泥流とは違い、非常に大きな被害を発生させるというようなことは、あまりありません。
安山岩質であったり、デイサイト質溶岩であるような場合が日本の火山では多いようです。しかし、そのような日本の火山の中でも、三宅島であったり、伊豆大島という場所の火山は比較的スピードの早いタイプの玄武岩質溶岩になっています。
しかしながら、一九六ニ年(昭和三十七年)や一九八三年(昭和五十八年)に噴火したときには、火山噴火による死者であったり、行方不明者というものは発生しませんでした。また、海外ではどうかというと、アイスランド南方に位置しているヘイマエイ島での一九七三年に起こった噴火では、玄武岩溶岩流が流出しましたが、このとき海水を溶岩流に対してかけることで溶岩流の進行を停止させて、それにより港が溶岩で埋没してしまうのを防ぎました。
また、溶岩流というものは、山林であったり、耕地、そして建物や、ほかにも公共施設などと言ったようなさまざまなものを焼き払って、溶岩で埋没させてしまい、それにより社会的に、そして経済的に非常に大きなダメージを残すということが多くなります。
ですから、溶岩流を停止させる方法の開発など、溶岩に対しての対策が必要となります。
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