災害対策マニュアル

日本の台風被害

平成ニ年台風第十九号

平成ニ年に発生した台風第十九号は、平成になってから発生したものの中で最強の台風災害であると言われています。九月十三日午前九時ころにマリアナ海でこの台風は発生しました。

最初の予測では十八日あたりに上陸していくのではないかと言われていたのですが、途中で台風の速度が一気に遅くなってしまったので、九月十九日の二十時になりました。そして、そのおかげで勢力は最初の予測よりも衰えたのですが、この台風の中心気圧は九百四十五ヘクトパスカル、そして最大風速が四十五メートル毎秒というとても強い勢力のままでした。

そして、高知県室戸岬での観測では最大風速が43.3メートル毎秒、そして最大瞬間風速61.2メートル毎秒が記録されました。そしてその後も、台風はその勢力を徐々に弱めながら北東の方角へ進行していき、九月二十日十五時になるとこの台風は温帯低気圧になりました。

翌年に発生した平成三年の台風第十九号が多くの場合に風台風であると言われているが、それに対してこの台風は雨台風と言われている。なお、この台風においての最低気圧が最初の報道では九百十ヘクトパスカルであると言われていました。しかし、そのあと米軍機が観測したデータでは八百九十ヘクトパスカルだったことから、後から変更されました。

また、平成二年というのは太平洋高気圧が持っている勢力がいつもの年に比べてみて、秋を超えてもなかなか後退することがありませんでした。これによって、この年は記録的な暖かさの秋になったのです。

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