災害対策マニュアル

日本の台風被害

平成十一年台風第十八号

平成十一年台風第十八号は、一九九一年(平成十一年)九月二十四日に熊本県のなかでも北部に位置する場所に上陸しました。そして、被害としては強風、そして高潮の影響がとても大きかった台風災害でした。

台風のもともとの勢力が非常に強いということと、熊本付近の満潮のタイミングというのが台風の上陸と同じ時間であっために、熊本県の北部の不知火町(現在でいう宇城市)で、非常に高い波を観測しました。そして、高波によって十二名もの死者がでてしまいました。

この台風の強風の影響によって、愛知県豊橋市であったり、豊川市などといった地域によっては、なんと四個もの竜巻が発生しました。その中でも、豊橋市で発生した竜巻(F3クラス)は、豊橋市の市街地を横切った形の進路を取りました。それによって、市内にあった小中学校を巻き込んでしまいました。

このとき、竜巻による死者は出ませんでしたが、学校や家屋で割れてしまったガラスなどによって、合計四百人以上もの負傷者が発生し、非常にたくさんの家屋が大きな被害を受けてしまうなどのように、物的被害が非常に大きくなってしまいました。特に山口宇部空港は、高波や豪雨の影響によって冠水してしまい、その後空港の機能を果たすことが出来ないなどの被害も出ました。

この台風の規模としては、熊本県牛深市で観測したものでは、最大瞬間風速66.2メートル毎秒を記録し、そして非公式記録の中では鹿島村役場による観測で、最大瞬間風速83.9メートル毎秒を記録しています。そして、翌二十五日十二時にはこの台風は温帯低気圧になりました。

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