平成十五年台風第十四号は2003年九月六日十五時に、マリアナ諸島起きによって発生しました。そこから、北西に進路を変えて、九日になったあたりから突然大きく発達していき、十日の二十一時には最盛期を迎え、最大風速が五十五メートル毎秒、そして中心気圧は九百十ヘクトパスカルを記録しています。
宮古島気象台の観測では、宮古島がこの台風の目の中目前に迫ったころの、午前三時十二分ごろには、最大瞬間風速74.1メートル毎秒を観測しています。また、そのとき、最低海面最低気圧が九百十二ヘクトパスカルを観測しています。また、航空自衛隊の観測では非公式ではありますが、最大瞬間風速が86.6メートル毎秒という非常に強い風速を記録しています。
平成十五年台風第十四号による被害としては、死傷者が合計で百十三名(このうち死者は三名、そして負傷者が百十名)という大きな被害を残しています。そして、住宅への被害としては、全国で全壊してしまった家屋が十八棟、そして半壊であった家屋は八十七棟で、そして一部損壊であった家屋は千四百三十七棟という大きな被害でした。
さらに、日本だけでなく韓国では、死傷者及び行方不明になってしまった者が総勢で百名以上となり、そして被害総額はなんと、一兆五千億ウォン以上という日本以上の被害を受けています。
その中でも済州島南部に存在している海岸線はとても大きな被害を受けました。たとえば、釜山港においてはコンテナを運ぶためにある、非常に大きなクレーンが数十台以上も強風で倒されてしまったりしました。
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