平成十六年台風第十八号は、二千四年八月二十八日にマーシャル諸島の海上で発生しました。そして、そのまま発達していきながら進路を西にとって、三日後の三十一日には最大風速が四十五メートル毎秒とという、非常に強い台風になったのです。
その後もそのまま勢力が非常に強いままで、最初の予測では中国大陸に上陸していくという予想だったのですが、太平洋高気圧がちょうど弱まったことから北西に進行方向を変えたので、九月五日に沖縄本島に上陸しました。
非常に広い範囲でこの台風災害は被害を出し、家屋の倒壊であったり、建造物の損傷や、そして街の商店の看板がたくさん落下してしまったり、農作物にも大きな被害が出ました。そして、強風による高潮であったり、高波の影響で冠水してしまったり、堤防の損壊というものが発生しました。
また、瀬戸内海沿岸部においては平成十六年台風第十六号のときに発生した高潮による被害で、数万世帯という広い範囲で住宅が浸水するなどという、非常に大きな被害を受けていたのですが、 平成十六年台風第十八号がその復旧作業中に来てしまい、被害を大きくしてしまいました。
また日本各地で高潮などの影響で塩害が発生し、農作物被害であったり、停電といったような被害が出てしまいました。特にその中でも、山口県での停電が大きくて、県内ほぼ全ての世帯で停電してしまいました。そして、その後約三日間電気がまったく使えないというような状態でした。また、広島県が誇る世界遺産である、厳島神社では、国宝が倒壊してしまうなど多くの被害を受けました。
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