平成十六年台風第二十三号は、十月十三日にマリアナ諸島で発生しました。そして、その後勢力を強くしていき宮古島付近に差し掛かったあたりで、超大型で非常に強い台風になりました。
この台風災害による被害は、強風、そして高波であったり、さらに台風本体の北側にあった秋雨前線が、この台風によって刺激され、各地で大雨を発生させました。この災害によって、すべて合わせて全国で九十八人もの死傷者及び、行方不明者が出てしまいました。
この被害の大きさとしては、平成三年台風第十九号の死傷者及び、行方不明者をはるかに上回っているもので、平成にはいってからの被害としては最も多い数になっています。そして、この台風の特徴としては中心から西側、もしくは北側に対して非常に強い風が発生し、北陸地方であったり、山陰地方、そして九州北部という広い地域で最大瞬間風速観測史上で上位のものを占めているということです。
その他の被害としては、富山県の新湊市のテーマパークである、海王丸パークに向けて航行中であった、海王丸が台風の影響を避けるために富山港沖へ避難したのですが、その後の高波と強風に煽られて、航行不能になってしまいました。そして、その後富山港に存在していた防波堤に対して、衝突したという事故も発生しました。
そして、県内にあった小学校のうちニ校の体育館の屋根がこのときの台風によって発生した強風によって飛ばされました。また、神通川流域の用水が逆流してしまい、多くの家屋によって床上浸水、床下浸水を発生させました。
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